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C-products

ハンドメイドルアーブランド"C-products" ルアーの他にも海や魚をテーマにしたアクセサリを展開。 製作、販売、活動日記。

2018-08

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ウッドメイド

何せその名の通りウッドルアーの中核を成す材料なだけに購入時は
反りや腐食はもちろん、集成材はなるべく集成されてない(継ぎ目の少ない)ものを選んだり
木材屋さんなら保管されている店頭スペースをじろじろ見たり
重さを比べたりしながらとにかく慎重に選びます。


写真の材料は一番比重の軽い「バルサ」という素材ですが
同じものなのにウソみたくナイフの刃が通らなかったり、比重が違ったりします。
これが結構、ルアーの動きにも影響するのです。
量産しているとフローティング(水に浮く)設定で作っているのにシンキング(沈む)で仕上がったりしてしまう事もあります。(木材の両端でも全然違ったりするんですよ)
なので私が木材を選ぶ時は予め公差を決めておいて、見た目にもより美しいものを選ぶようにしているのですが・・・


ただここで悩ましいのは、一般的に言われる質の高いグレード”よく乾いていて木目も均一な・・・”
的なものが必ずしもルアーにおいては、良い。というわけでも無い事です。
例えばこんな事があります

作ったクランクの中に大きな木の芯が入り込んでしまっていたとします。
この部分があるとそこだけ比重が重かったりするので、ルアーの反復にも微妙に誤差が生まれます。
水流を受けて均一に反復しているように見えるクランクも動きが毎回毎回微妙に変わり、その振れはフックにまで伝わります。
こうなると、フックは直接水流を受けて振れているので不規則に降られ、その揺らぎがルアーに伝わり何回かに一回の割合でルアーの軌道が左右にぶれるようになるのです。
操作している人間が意図しなくとも左右に触れる現象が(バス釣りでは千鳥アクションとかいわれてます)バスをより釣る1つのスイッチとして確立されています。


かなりざっくりとした説明ですが。
以前の記事でも若干触れていますが
ルアーは人間の意図を離れた瞬間ルアーが生き物になる事が多く、魚がルアーを食べるきっかけが生まれるのです。

しかしこのアクション(意図して意図しない動きを含ませる)を実際に販売レベルまで持ち込むのは極めて難しく、量産しようにもコストとの兼ね合いも出てきて困難なのが現状です。
極論、千鳥アクションだけを特化して生み出す事は可能だったりもしますが、他の基本性能(飛距離、障害物回避)を落としてしまう事が多いです。
なのである程度安全圏を狙って製作しなくてはならないのですが・・・

安定ラインを狙うか。はたまたギリギリラインを狙い不良品覚悟で一発ルアーを作るか。
自然の物を材料にし、人間が1から手作りで作り上げるハンドメイドルアーに多い長所と短所。

しかしその安全圏中にもまれに奇跡的な動きをするルアーが混じります。
そのルアーは往々にして話題に上がり、製作者でさえ意図していないレベルで議論が交わされる事もあります。
その宝探し的な感覚がハンドメイド製品の魅力でもあるのですがね。


だいぶ木から話が飛躍してしまいました。
今回のはほんの一例ですので。またいずれ違った切り口で書きますね。

何か読み返してみるとビルダーの懺悔みたくなってますが。。
最後まで読んで頂いた方には感謝です。
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